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やせているのに肥満?引き締まった身体づくりのために重要なのは、体重よりも〇〇〇〇!

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自分を「最近太った(やせた)」と思うとき、みなさんは何をもとに判断していますか?
多くの方は、体重を測ったときや、鏡で自分の姿を見たときに感じると思います。また、ベルトの穴が一つ広がったとき、スカートのウエストがきつく感じたとき、太ったと感じる方もいるでしょう。
けれども実は体重以上に注目してほしいのがあります。それは「体脂肪率」です。
一見やせているように見える、または体重の数値上では太っていなくても、体脂肪が多く、筋肉が少ない人が近年増加傾向にあります。
これを「隠れ肥満」といい、将来のスタイルにも大きく影響するだけでなく、健康上のさまざまな問題を引き起こします。

隠れ肥満って何?

身長175センチ、体重80kgの男性Aさん。
身長155センチ、体重62kgの女性Bさん。
身長と体重のバランスを見るBMI(体重(kg)÷身長(m)2で算出 )だけを見ると、この2人はどちらもやや肥満(BMI=26)と判断されます。
しかし、Aさんの体脂肪率が15%、Bさんの体脂肪率が23%であればどうでしょう。
一般的に、男性の体脂肪率は10~19%、女性の体脂肪率は20~29%が理想とされています。
AさんもBさんも体脂肪率は決して高くなく、脂肪とくらべて重い筋肉が多いため、体重が重めの数値であるということになります。
この2人の見た目は引き締まった体型ということになるでしょう。
逆に、
身長175センチ、体重55kgの男性Cさん。
身長155センチ、体重43kgの女性Dさん。
この2人は、身長とBMI上は「やせ」(BMI=18)になります。
しかし、この2人の体脂肪率が30%であるとどうでしょうか。極端な例ではありますが、一見体重は少ないのにも関わらず、体脂肪率が高い……つまり、とても筋肉量が少ないということになります。
この状態が、「隠れ肥満」と呼ばれており、特に若い女性に多い状態です。

『隠れ肥満』を放置するとどうなる?

では、隠れ肥満のどんなところが問題なのでしょうか。

体脂肪率が高いということは、中性脂肪やコレステロール価などが高い脂質異常症の予備群になってしまう可能性が高いということです。
生活習慣病のリスクが高まるほか、将来的に筋肉の減少のために立てなくなってしまう可能性も高まります。
加齢とともにどんどん筋肉は減ってしまうため、歳を取って代謝が落ちるほど太りやすい体質になってしまいます。
一見太っていないように見える隠れ肥満の人たちは、自分はやせているから健康と思い込んでしまい、自分の健康状態に問題があるとは思い至らないのです。

あなたは『隠れ肥満』ではありませんか?

では、具体的にどんな人が隠れ肥満に該当するのでしょうか。

若い人が隠れ肥満に陥る原因の多くは運動不足と栄養不足。
運動不足で筋肉量が減るなか、過度なダイエットなどにより摂取エネルギーが極端に少なくなると、活動に必要なエネルギーを生み出すために私たちの身体は筋肉を分解してしまいます。
するとますます筋肉量が減り、隠れ肥満が進んでしまう……という悪循環に陥ってしまいます。
また、栄養不足ということは、美容と健康に必要な栄養も足りていないということです。
肌が荒れやすい、朝起きるのがつらい、疲れやすい、立ちくらみがするなど、病気ではないけれどなんとなく調子が悪い人の原因が実は食生活だった、ということも少なくありません。

ダイエット時には体重よりも体脂肪率・体型を見るべし

以上のことから、ダイエットのときに注目してほしいのは体重よりも体脂肪率です。
体脂肪率は、家庭用の体重計(体組成計)に測定できる機能がついているものも安く(2000円程度~)販売されています。体脂肪率の測定値は体内の水分量によっても変動しやすいため、食後2時間以上あけてから測定するとよいでしょう。
体型はベルトの穴や、実際に鏡で見て・触って変化がわかりやすいもの。体脂肪率が測れる体重計がない方は、体型で体の変化をチェックしましょう。
体重が減ったのに、体型が変わらない場合は要注意!筋肉量が落ちている可能性があります。
健康的な体脂肪率は男性では10~19%、女性では20~29%。
脂肪には寒さから身体を守る働きがあるため、この範囲を下回ると体調を崩しやすくなるなどの健康を害する可能性もあり、女性であれば生理が止まってしまうなどという問題も引き起こしてしまいます。
筋肉を落とさずに体脂肪率を下げるには、バランスのいい食生活と運動が大切です。これについては下記の記事で紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
・バランスのいい食生活についてはこちら:[バランスの良い食事~主食・主菜・副菜の3つをそろえよう!~]
・運動についてはこちら:[様々な運動方法のご紹介]