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あなたの血圧は今どのような状態?

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今、ご自身の血圧がどれくらいの値かご存じですか?
高めだなと気になっている人、低いから大丈夫だと思っている人様々かと思います。
この記事では、高血圧の方、低血圧の方、それぞれどのような状態なのかを見ていきましょう。

そもそも血圧って何?

血圧は、血液が流れたときに血管にかかる圧力のことをいいます。
健康診断のときなどによく「上が○○下が○○」や「最高血圧が○○最低血圧が○○」「収縮期血圧が○○、拡張期血圧が〇〇」と聞くと思います。
血液を送り出すのは心臓ですが、心臓はドクンドクンと打っていますよね。
ここでいう上や最高血圧、収縮期血圧は、心臓がドクンといって血圧を送り出すときの血管にかかる圧力のことです。
もう一方の下や最低血圧、拡張期血圧は、心臓に戻ってきた血液を吸い込むときに血管にかかる圧力のことをいいます。
血圧の基準値は、収縮期血圧が100~139mmHg/拡張期血圧が60~89mmHgとされています。
つまり、これより高いと高血圧で低いと低血圧となります。

血圧が高いとなぜいけないの?

血圧は、血液が流れたときに血管にかかる圧力のこととお伝えしました。
つまり、血圧が高いと血液が流れる血管に大きな圧力がかかることになります。
常に大きな圧力がかかり続けてしまうと、血管の壁が荒れて厚くなってしまい、血管が硬くなってしまっています。
この状態は動脈硬化と呼ばれる状態です。
また、血管の壁が厚くなると、血液の通り道が狭くなり、血液の流れが悪くなってしまいます。
すると、酸素が組織に送られなくなってしまったり、血の塊(血栓)ができやすくなってしまいます。
この血栓が動脈を塞いでしまう状況を梗塞と言い、心臓で起これば心筋梗塞・脳で起こると脳梗塞となります。
また、高血圧は腎機能障害の原因ともなり、命に大きくかかわる病気を発症してしまうこととなります。

血圧が高くなりやすい人はどんな人?

高血圧の90%以上が原因不明であるとされていますが、高血圧になりやすくする素因(原因)として家族歴・生活習慣があるとされています。
そのため、高血圧を予防するためには生活習慣の見直しが必要です。

・減塩  薄味を心がけましょう(塩分は1日6g未満を目指しましょう)
・食物  野菜や果物、青魚を積極的に食べましょう
・減量  BMI(体重(kg)÷身長(m)²で算出される体格指数)25未満を目指しましょう ⇒BMIの計算はこちら
・運動  有酸素運動を毎日30分以上行いましょう
・節酒  量はビール中瓶1本、日本酒1合(純アルコール換算 男性20~30ml 女性10~20ml)までに抑えましょう
・禁煙  禁煙、受動喫煙を控えましょう

病院、健診機関と家で血圧が違うのはなぜ?

病院や健診機関では高く、家などのリラックスできる場面では血圧が低くなるような状態を白衣高血圧と言います。
血圧は、リラックスできずに緊張するような場面では上がってしまうものです。
そのため、病院や健診機関にて待つ時間が長くイライラしてしまったり、血圧を測ることが苦手などで緊張してしまったりする人は、白衣高血圧になりやすいです。
このような場合は、ご自身の本来の血圧を把握するために、家庭での血圧をチェックしましょう。
また、白衣高血圧とは逆パターンで、病院や健診機関の血圧は正常な一方で、リラックスできる環境下では血圧が高い仮面性高血圧と呼ばれるものがあります。
普段の血圧を知るためにも、家庭で朝夜の血圧測定をお勧めします。
起床後1時間以内、排尿後、食事前、就寝前に測定しましょう。

血圧が低いけど大丈夫?

高血圧の一方で、血圧が低く、朝起きるのがつらい……という方もいるでしょう。
低血圧は、特別な原因を伴わない慢性的なものと、明らかな原因があるものに分けられます。低血圧のうち約9割が原因疾患を伴わないものとされています。
低血圧への対応が必要となってくるものは、めまいやふらつきなど本人が悩まされている症状がある場合です。
低血圧の対応としては、まずは、立ち上がる際に低血圧を起こしやすいため急に立ち上がらないことや、睡眠にて休息をとること、身体を冷やさないなど生活習慣の改善を行います。生活習慣の改善で自覚症状が改善されない場合には、薬物療法の適応となる場合があります。また、低血圧の原因疾患がある場合は原因疾患にあった検査・治療が必要となります。