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メタボ・生活習慣病のリスク~メタボリックシンドロームの怖さを改めて学ぼう~

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メタボとは?

「メタボリックシンドローム」のことで、内臓脂肪型肥満(おへその高さの腹囲が男性85cm・女性90cm以上)に加え、
「高血圧」「高血糖」「脂質異常症」の3つのうち2つ以上をもった状態のことをいいます。
この4つが互いに重なりあうことにより、動脈硬化が発症しやすくなります。
動脈硬化は静かに気づかないうちに進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞、狭心症などを引き起こします。

脂肪がたまりすぎるとどうなるの?

人間の脂肪はエネルギーの貯蔵や内臓保護、体温保持、臓器の保護など生命の維持に大切な役割を担っています。
しかし、必要以上にたまると体に悪影響を及ぼしてしまいます。
特に腹部の内臓の周りに脂肪がたまる、内臓脂肪型肥満は高血圧、高血糖、脂質異常症を引き起こすやすくするため、注意が必要です。

脂肪細胞から分泌される物質の体への影響

脂肪細胞は糖や脂質代謝に関わるアディポサイトカイン(生理活性物質)を分泌します。
アディポサイトカインには善玉と悪玉があり、内臓脂肪が必要以上にたまることにより、アディポサイトカインの分泌異常が起こり、
悪玉が増えて善玉が減ります。

【悪玉アディポサイトカイン:内臓脂肪の増加により分泌量が増える】

●TNF-α:インスリン抵抗性(インスリンの働きを悪くする)が増え、高血糖になりやすくなる
●PAI-1:血栓を融解させるプラスミンの働きを妨げ、血栓を作りやすくする
●アンジオテンシノーゲン:血管を収縮させ、血圧を上昇させる

【善玉アディポサイトカイン:内臓脂肪の増加により分泌量が減る】

●アディポネクチン:インスリン抵抗性(インスリンの働きを悪くする)を改善させたり、 血管壁に働いて動脈硬化を抑制する
●レプチン:食欲を抑える働きをして、蓄えている脂肪が増加すると分泌が高まり、食欲を低下させる

13.1
内臓蓄積型の肥満であるメタボリックシンドロームは自覚症状がほとんどない状態でいつの間にか動脈硬化を進行させ、
最悪の場合死に至る危険があるため、早めの段階でメタボの解消に取り組むことが大切です。