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やりすぎると生活に支障が!?~糖質制限と不調~

糖質, 食事

糖質制限は比較的効果が出やすいことから、さまざまなメディアで取り上げられていますよね。
ダイエットの敵になりがちな糖質ですが、私たちが活動するにあたり大事なエネルギー源ですので、
制限しすぎてしまうことで不調を引き起こす可能性もあります。

糖質制限をしすぎることによる不調
集中力の低下、イライラ

脳は基本的に糖質であるブドウ糖をエネルギー源として働きます。
脳は体全体の2%程度の重量しかありませんが、基礎代謝量の約20% を消費するとされています。
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仮に基礎代謝量を1,500kcal/ 日とすれば、脳のエネルギー消費量は300kcal/日になり、ブドウ糖75g/日に相当します。(※1)
エネルギー消費としてよく使われる体の部分として筋肉が挙げられますが、筋肉も基礎代謝量の約20%を消費すると考えられているため、
安静時、脳と筋肉は同じくらいのカロリー消費を行っているということになります。

脳を動かすことにおいて大事なエネルギー源である糖質。
やはり制限をしすぎてしまうと、当然のごとく頭は働かず、集中力が低下してしまい、
仕事のミスが増えるなどの支障が出てくる可能性が高くなります。

低血糖による身体症状

普段私たちの血糖値は100~200mg/dlで変動しています。(食事の前後によって大きく変わります)
しかし、長期間の糖質不足により血糖値が70mg/dL以下になると冷や汗、動悸などの自律神経の反応(血糖値を上げようとする)による症状が現れ、
50㎎/dL以下になると、意識障害等の症状が現れることがあります。
43.2
上記のような状態になると、仕事はおろか、運転中など事故を起こす可能性もあります。

不調を防ぐには?

活動に必要な最低限の糖質は摂取するようにしましょう。
特に、朝と昼の主食(ごはん、パン、麺類)は抜かずに食べましょう
活動する時間帯である朝、昼はエネルギーとして糖質が必要になりますので、
ここで糖質を過度に制限してしまうと、血糖値が低くなりすぎる可能性があります。
朝昼の糖質を減らすのであれば、主食の量を2~3口減らす程度にしておくことがおすすめです。
また、半分にするなどの大きい制限するのであれば夜だけにしておきましょう。

参考
※1 「炭水化物」,厚生労働省,https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4h.pdf,2020